フランス弓矢食器国際実業有限会社は、主に食器、ガラス器具の形状や図案の設計及び食器、ガラス器具の製造に従事しています。世界で著名食器、ガラス器具メーカとして、上記器具の一連の表面図形を設計した上、それと関連している版権を持っています。その商品は中国を含め、世界各国でよく売れています。

     2003年に同社は、中国の食器市場で、浙江省温州市のある会社により製造された同社の商品とまったく同じデザインの食器が流通していること、とかなり低い価格で取引されていることがわかりました。

    当法律事務所は綿密な調査をし、そして関係証拠を摑まりました。したがって、温州市のある会社は無断でフランス弓矢社の版権所有している商品の設計図をコピーし、関係商品を大量生産していることによって、告発者に侵害を与え、同社の合法権益に大変な損害を蒙り、莫大な経済損失をもたらしたことが証明できました。

    訴訟の周期が長引くため、フランス弓矢社は当法律事務所を依頼し、行政機関により処理するようにということでした。当法律事務所は依頼を受け、同社の代理者として関係版権管理部門と工商部門に訴え、そして関係行政部門に温州市のある会社の侵害証拠を提供しました。よって、行政部門は干与と取り締まりを行った。侵害者は問題の重大性を認識し、即時に侵害商品の生産を停止させ、さらに書面で今後侵害商品を生産しないと保証するという内容の保証書を提出しました。この結果で、フランス弓矢国際実業有限会社の被害は最小限に食い止めました。本案では、調査から決案まで、つまり2004年12月3日から2005年4月4日までとなっています。